韓国の玄関口である仁川空港は、2024年6月に保安検査場のセキュリティチェックを強化したことで、かなりの大行列ができています。
「せっかくの旅行の最後に、空港で長時間並びたくない!」
「飛行機に乗れなかったらどうしよう…」
そんな不安を抱えている人に朗報です!
ソウル駅で事前チェックインをすれば、空港で並ばずに済みます。

2025年2月に事前チェックインをしましたが、本当にまったく並びませんでした!
ただ、事前チェックインをするには注意点がいくつかあります。
この記事では、事前チェックインの詳しいやり方や注意点を紹介します。
仁川空港が大混雑!3時間前に行っても乗り遅れる人続出?
冒頭でもお伝えしたように、仁川空港では2024年6月から保安検査場のセキュリティを強化しました。
セキュリティチェックを受ける際に、そこの厚いスニーカーやヒールを履いている人は脱がなければならず、今までよりも検査に時間がかかるようになってしまったのです。
また、新たな保安設備を導入し従来の1.5倍の人員を投入したことで、既存設備の稼働が手薄になったことも大混雑の原因となっています。
SNSでは、3時間前に行っても搭乗ギリギリだったという人や、中には「乗り遅れてしまった」という人もいました。

とくに第一ターミナル(T1)が混雑しているようです
【事前チェックイン】で仁川空港での行列を回避しよう!
仁川空港の大混雑を回避する方法のひとつが、ソウル駅での「事前チェックイン」です。
事前チェックインとは?
ソウル駅には「ソウル駅都心空港ターミナル」があります。
「ソウル駅都心空港ターミナル」は、仁川空港の混雑を避けるために作られた空港ターミナルです。
こちらで事前チェックインをすることで、空港で並ばずスムーズに出国できます。
事前チェックインの利用条件
事前チェックインには利用条件があります。
・出発時刻の3時間前
対象の航空会社 | |
第一ターミナル | 第二ターミナル |
・アシアナ航空 ・チェジュ航空 ・ティーウェイ航空 ・エアソウル ・エアプサン ・イースター航空 |
・大韓航空 ・ジンエアー |
ソウル駅での事前チェックインのやり方
2025年2月上旬、実際に韓国に行き、事前チェックインをしてきた私が、やり方を詳しく紹介します。
その1:ソウル駅地下2階のAREX専用カウンターで直通電車のチケットを発券する
事前チェックインをするためには、AREXの直通電車のチケットが必要です。
ソウル駅に着いたら、まずは地下2階まで行きましょう。
地面にAirport Laneという青テープが貼ってあるので、それに沿って行けば迷うことはありません。
ソウル駅の地下2階に着いたら、AREXの発券機があるので、仁川空港までのチケットを購入しましょう。
大人1人13000ウォンです。
発券機は日本語なので、操作は超簡単です。
直通電車のチケットは、いろいろな時間帯のものが販売されているので、飛行機の搭乗時間を逆算して買いましょう。

私は2時間半前くらいに仁川空港に着くようにしました!
発券した直通電車のチケットがこちら。
その2:直通電車のチケットを持ってチェックインカウンターへ行く
先ほど発券した直通電車のチケットを持って、自分が搭乗する航空会社のチェックインカウンターへ行きましょう。
チェックインカウンターで、直通電車のチケットとパスポート、受託手荷物(あれば)を出してチェックインは完了です。
各チェックインカウンターは全然並んでおらず、すぐに手続きできました。
その3:出国手続きをする
チェックインが終わったら、チェックインカウンターのすぐ左にある出口から出て、出国審査をしましょう。
出国審査では、先ほど発行された搭乗券とパスポートを出して終了です。
ソウル駅に着いてからここまで、私は15分程度で完了しました。
めっちゃ楽ちん!
※事前チェックインの出国審査は5:30~19:00まで
事前チェックインのメリット・デメリット
ソウル駅で実際に事前チェックインをした私が感じた、メリット・デメリットを紹介します。
メリット1:手ぶらで仁川空港まで行けるのが楽!
ソウル駅の事前チェックインでは、受託手荷物も預けられるので、仁川空港までハンドバック一つで身軽に移動できるのがとっても楽でした。
大きいスーツケースがある人は、使う価値大いにありです。
メリット2:仁川空港でまったく並ばなかった
事前チェックインをしている人は、仁川空港で専用レーンを使い出国できます。
出国ゲートの横に、「都心空港ターミナル利用者」という専用レーンがあるの、そちらを使いましょう。
私が利用した日は、通常レーンはかなり並んでいましたが、専用レーンは前に2人しかおらず、ものの1分ほどで完了しました。

快適すぎた…
デメリット1:ソウル駅まで行かなくてはならない
次にデメリットです。
事前チェックインをするためには、ソウル駅に行かなくてはなりません。
そのため、宿泊先の場所によっては、ソウル駅まで行くと仁川空港まで逆に遠回りになってしまうことも…。
ただ、明洞や江南など、日本人に人気のエリアに宿泊する場合は、ソウル駅が近いのでそこまでデメリットには感じないでしょう。
デメリット2:液体物を追加で買えない
事前チェックインで受託手荷物を預けた後は、100ml以上の液体物を買えません。
買っても機内持ち込めないので、没収されちゃいます。
もしオリヤンなどで100ml以上の液体物を購入する予定があるなら、事前チェックインをする前に購入して、受託手荷物の中に入れてから預けましょう!
仁川空港を利用するなら事前チェックインを活用してスムーズな旅を!
これから仁川空港を利用する予定がある人は、ぜひ事前チェックインを活用しましょう!
とくに、日本の大型連休があるシーズンは仁川空港が大変混雑します。
3時間前に空港に行ったのに乗り遅れた…なんてことにならないように、事前チェックインのような便利なサービスはどんどん使い倒しましょう!
コメント
仁川空港のセキュリティチェックの強化で長い待ち時間が発生しているようですね。事前チェックインを利用すれば、空港での手続きがスムーズになるようです。特に荷物が多い人にとっては、事前チェックインは非常に便利でしょう。ただし、ソウル駅まで行く必要があるので、宿泊先によっては不便な場合もありそうです。この事前チェックインのサービスは、誰でも利用することができるのでしょうか?
コメントありがとうございます!
最近は事前チェックインの方が混んでいるようで、先月韓国に行った際は、事前チェックインなしでも30分くらいの待ち時間でセキュリティ通過できました!
事前チェックインのサービスは、該当する航空会社を使う人なら利用可能です!
この記事は仁川空港の事前チェックインについて詳しく説明していて、とても参考になりました。特に、ソウル駅での事前チェックインのメリットとデメリットが具体的に書かれていて、実際に利用する際のイメージが湧きました。専用レーンを使うことで出国審査がスムーズに進むのは、混雑する空港では大きな利点ですね。ただ、宿泊先によってはソウル駅まで行くのが不便な場合もあるとのことですが、明洞や江南に滞在する場合は問題なさそうですね。100ml以上の液体物を買えないというデメリットは、確かに注意が必要だと思いました。事前に購入して受託手荷物に入れるというアドバイスは役立ちます。ところで、事前チェックインを利用する際に、他に注意すべき点はありますか?
コメンありがとうございます!
事前チェックインの注意点は記事にまとめてあることくらいなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。